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仮説思考~第2章 仮説を使う~(2017/11/27更新)

仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

▼第1章はこちらです。

kharuka2016.hatenablog.com

第2章 仮説を使う

1. 仮説をもって問題発見・解決に当たる

仕事を効果的かつ効率的に進める武器

時間の限られていない仕事などないから、ありとあらゆるケースを調べまくってから答えを出すなど無理な話だ。だからこそ、答えから発想すること、つまり仮説を立てることが重要になる。立ち止まって考えるよりも、とりあえずの答えもって、実行に移していくことが大切だ。

引っ越しの場合で考えてみましょう。引っ越し日が2ヶ月後に迫っている状況だとします。物件は無数にあるので、全ての物件に問合せすることは無理でしょう。また、引っ越し代金を安く済ませたいからといって、全ての引越し業者社の引っ越し代金を調査することは無理でしょう。

自分が許せる最低限の生活水準を満たす条件を決める、引っ越し代金の相場はおおよそ決まっているので自分の妥協できる引っ越し代金を決める、などゴールを明確にしましょう。そして、物件探し引越し業者探しにあたりましょう。そもそも引っ越しできなかったら困りますよね?

問題発見の仮設・問題解決の仮説

実際に問題を解決する場合、問題そのものを発見する「問題発見の仮説」と、明らかになった問題を実際に解決する「問題解決の仮説」の二段階の仮説を使う。

受験勉強時代の入試問題の様に問題が初めから明確であることは、ビジにネスの世界では稀だと思います。まずは問題の根本原因を見つけてから解決に当たりましょう。

問題を絞り込む

ある程度問題発見の仮説が立てられたら、いよいよ仮説検証です。検証から根本原因となっている問題が絞り込めます。

具体的な打ち手の仮説を立てる

問題が絞り込めたら、問題解決の仮説を立てましょう。問題解決の仮説を立てる際は行動に移しやすいように具体的な仮説を立てます。

具体的な打ち手を絞り込む

この思考プロセスでわかるように、重要なのは最初に問題を絞り込むことである。問題を絞り込むと、幅広いテーマでもかなりコンパクトに扱うことができる。仮説を使うということは、問題を考えついたり、答えを探しだしたりするプロセスというよりむしろ、効率的に不要な問題や役に立たない解決策を消去するプロセスなのである。

具体的な仮説の中から経験や幾つかの検証から仮説を絞り込みます。仮説思考を使った仮説・検証を何度も繰り返し、効率よく具体的な解決策を見つけられるようになりたいですね。

2. 仮説・検証のプロセスを繰り返す

繰り返しで業務を改善する

なにより仮説は正解ではない。確からしい答えなのである。極論すれば間違っていても一向にかまわないというものだ。仮説は何かしらの作業を通じて検証できるものでなくてはならない。仮説は検証することで、よりよい仮説に進化していく。仮説→実験→検証を繰り返すことによって、個人や組織の能力は向上するともいえる。

失敗を恐れずに、仮説を立てて物事に取り組めば検証結果から得られるもの(成長)があるのですね。

セブン-イレブンの仮説・検証システム

セブン-イレブンの他コンビニにない凄さは仮説思考を使った経営をしていたからなのですね。仮説思考を使った経営ができている会社は投資する価値が有りますね。

実験回数が増えるほど仮説は進化

スポーツでもなんでもそうですが、反復練習することで仮説思考も上達するのですね。

3. 仕事の全体構成を見通す

全体が見えれば無駄が減る

いきなり仕事を始めたり、各論から手をつけたりするのは、地図なしに太平洋を泳ぎ始めるようなものだ。仮説思考によってストーリーの大枠を先につくっておけば、目的・結果指向で仕事を進めることができ、成果に結びつきやすい。同時に、仕事が効率的にできて無駄が少ない。

仕事ではストーリーの大枠づくりが出来ている人はいても、人生のストーリーの大枠づくりが出来ている人は少ない気がします。一度きりの人生なのですから、自分の人生のストーリーを描きましょう。

4. 人を動かすのに必要な大局観

人を動かすのにも効果的

さらに、「空パック*1」は、自分の頭を整理するときややるべきことを整理するときに役に立つだけでなく、他人に仕事を頼むときや、上司に自分がやろうとしていることを説明する際にも大変役に立つ。その理由として次のような点が挙げられる。

  1. 自分が何を考えているかが明白になる
  2. すでにわかっていることや証明されていることがわかる(内容が埋まったスライドがこれに当たる)
  3. 何が足りないのか、そのためにどんな情報収集や分析をやらなければいけないかがわかる、伝わる(タイトルやメッセージのみ書かれたスライド、あるいはこんなアウトプットになるとよいなという期待を書き込んだスライド)

人を動かすことはとても大変ですからね。少しでも人を動かすことが出来るように大局観を持ちましょう。

仮説思考でプレゼンを組み立てる

プレゼンテーション用のパッケージは、シンプルでわかりやすいことが大切だ。

キング牧師の「I Have a Dream」を思い出しますね。

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア - Wikipedia

  • 外資系エリートのシンプルな伝え方

聞き手の立場で再構成する

つまり、お互いの間に「共感」を生み出すことが必要なのだ。こうした共感は、相手が何に悩んでいるのかを慮(おもんぱか)ることから生まれる。

他人の気持ちを慮る。私が最も苦手とすることの一つですね。頑張って克服します。

営業のフレームワークで多少は共感できてる感は出せますが、、、

  1. 興味を持ってもらう

  2. シンプルに伝える

  3. 興味を上げる(オウム返し(傾聴・共感)、期間限定、仲間意識)

  4. クローズ

したがって、自分が提案している内容が相手にとって実際のアクションにつながりやすいかどうかが、プレゼンテーションにおいて大変重要になる。

机上の絵空事では人は動いてくれませんからね。相手にとってニーズがあって尚且つアクションに移しやすい提案ができれば、人を動かせそうですよね。

結論から入るプレゼンのメリットとデメリット

いわゆるコンクルージョンファーストですね。

  • メリット

この方法にはメリットが二つある。ひとつは、「この話はどこに行き着くのだろうか」という、結論に至るまでのイライラを相手に感じさせない。もうひとつは、最初の結論に相手が納得してくれれば、その結論の理由説明を簡略化でき、その結果として時間もセーブできる。

  • デメリット

ただしプレゼンテーションの相手によっては、この方法が好まれないこともある。

思考回路が数学的帰納法みたいな人には向かないですよね。相手によって合わせましょう。

数学的帰納法 - Wikipedia

▼記事の続きは以下へ。

kharuka2016.hatenablog.com

参考

*1:これは「空パッケージ」の略で、中身が埋まっていないスライドがたくさんあるパッケージという意味だ。