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KUSANAGIを使ったWordPress構築 on AWS part 1

詳解 WordPress

詳解 WordPress

前提条件

【準備事項】

  • インターネットに接続可能な PC (Windows, Mac OS, Linux 等)

  • 個人の AWS アカウント、もしくは IAM のログイン情報

  • SSH クライアント(Windows 環境では Teraterm を推奨)

  • ブラウザ(Firefox もしくは Chrome を推奨)

※ご自身の PC から、AWS の Web 管理画面にブラウザでログインしたり、SSHAWS 上の仮想サーバにログインできるよう、NW 設備のファイアウォール設定を事前にご確認ください。

ハンズオンで学ぶWordPressと高速化

プライム・ストラテジー株式会社主催のハンズオンで学ぶWordPressと高速化セミナーに参加してきました。

てっきりAWSでハンズオンするものと思っていたので、ConoHa VPS(Virtual Private Server)でハンズオンされて試合終了。

ConoHaとは?

KUSANAGI for AWSチュートリアルを見ながらハンズオンについていこうとするも、

会場のネットワークが弱く5回くらいインスタンス作成作業をループしてました。笑

さらに、ハンズオン中にはKUSANAGIサーバーへのログインや権限周りでコケて、ログインまでたどり着けず。泣

つまずいたところを解決したので、ブログに書きました。

1. インスタンス仮想マシン)の作成

1-1. AWSマネジメントコンソールにアクセスし画面右上で「東京」(「アジアパシフィック(東京)」)が選択されている状態にします。

1-2.「EC2」をクリックしてEC2ダッシュボードを表示させます。

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1-3.EC2ダッシュボードで「インスタンスの作成」をクリックします。

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1-4.「ステップ 1:Amazon マシンイメージ(AMI)」ページで左メニュー「AWS Marketplace(※)」をクリックし「AWS Marketplace」ページを表示させます。

1-5. 検索ボックスで「KUSANAGI」を検索して「KUSANAGI for AWS (WordPress)」を表示させ、右側にある「選択」をクリックします。KUSANAGI for AWSの詳細画面が表示されます。

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1-6. 同画面をスクロールして最下部の「Continue」をクリックします。画面が「ステップ 2: インスタンスタイプの選択」に切り替わります。

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1-7.「タイプ」のうち「t2.medium」(メモリ4GiB。KUSANAGIの推奨環境はメモリ4GiB以上です)を選択します。

今回はKUSANAGIの検証のため、無料利用枠対象のt2.microを選択しました。

1-8. 右下「次の手順: インスタンスの詳細の設定」をクリックします。画面が「ステップ 3:インスタンスの詳細の設定」に切り替わります。

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1-9. 右下「次の手順: ストレージの追加」をクリックします。画面が「ステップ 4:ストレージの追加」に切り替わります。

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1-10.右下「次の手順: インスタンスのタグ付け」をクリックします。画面が「ステップ 5:インスタンスのタグ付け」に切り替わります。

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1-11.右下「次の手順: セキュリティグループの設定」をクリックします。画面が「ステップ 6: セキュリティグループの設定」に切り替わります。

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1-12. セキュリティを強化するために SSH のポート(ポート範囲が22の項目)の「送信元」で「マイIP」を選択します。すると現在アクセスしているIPアドレスが指定されます。

SSLでの表示を行う場合は、「ルールの追加」をクリックします。追加されたルールの「タイプ」は「HTTPS」、「送信元」は「任意の場所」を選択し保存します。

1-13.同画面右下「確認と作成」をクリックします。画面が「ステップ 7: インスタンス作成の確認」に切り替わります。

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1-14. すべての内容を確認し、右下「作成」をクリックします。するとウィンドウ(「既存のキーペアを選択するか、新しいキーペアを作成します。」)が表示されます。

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1-15. 同ウィンドウ上で「新しいキーペアの作成」を選択し、「キーペア名」には任意のキーペア名(ここでは「kusanagi_aws」)を入力します。入力したら「キーペアのダウンロード」をクリックします。

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1-16. ファイル(ここでは「kusanagi_aws.pem」)を任意の場所に保存します。保存したファイルは(後述の)仮想マシンへのログイン時に使用します。

1-17. キーペアのダウンロードが確認できたら「インスタンスの作成」をクリックします。画面が「作成ステータス」に切り替わりま

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1-18. 右下「インスタンスの表示」をクリックします。画面がインスタンスのページに切り替わります。

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「ステータスチェック」が「初期化しています」となっており、インスタンスが作成中であることを確認できます。

しばらくすると「ステータスチェック」が「2/2のチェックに合格しました」に変わります。これでインスタンスの作成が完了です。

2. インスタンス仮想マシン)の起動

2-1. 作成直後のインスタンスは通常すでに自動的に起動しています。もしもインスタンスが停止している場合(「インスタンスの状態」が「stopping」)には、「インスタンス」ページでインスタンスを選択(左端のチェックボックスをクリックしてアクティブに)したうえで、「アクション」の「インスタンスの状態」から「開始」をクリックして起動させます。

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3. Elastic IP(固定IP)の設定

3-1. 作成したEC2のインスタンスに割り当てられるIPは、再起動のたびに変更となる動的割当です。IPを固定させたい場合にはElastic IPより、アドレスの割り当てと関連付けを行います。AWSマネジメントコンソールの「Elastic IP」メニューをクリックし、さらに「新しいアドレスの割り当て」をクリック、「関連付ける」をクリックしてIPの割り当てを行います。

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3-2. 割り当てられたIPを選択した状態で、「アクション」のプルダウンから「アドレスの関連付け」を選択し、「インスタンス」の項目で、Elastic IPを適用したいインスタンスIDを指定します。

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3-3. Webサーバーの起動を確認する

ブラウザで「http://IPアドレス」にアクセスします。「Welcome to nginx!」のページが表示されれば成功です。

次回は仮想マシンへのログインと初期設定です。

▼記事の続きは以下へ。

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参考