仕事文の書き方-仕事文の重要性を知る-
仕事文の書き方 目次
1. 仕事文とは何か
2. 仕事文の重要性を知る
3. 仕事文の準備
4. 正確な文章を書く
5. わかりやすい文章のルール
6. 読み手を疲れさせない
7. 説得力に磨きを
8. 文の構造を視野に入れて
9. 書き上げた後に
10.仕事文のひろがり
仕事文の重要性を知る
文章力低下の現実を踏まえて
「優秀な技術者は例外なく文章がうまい」角行之氏
優秀な技術者になるためにも文章力を鍛えましょう。
書くこと=思想の形成
文章を書くという作業は、無から有を創造することである。文章は情報を伝達する手段であると同時に、その作成過程において、伝えようとしている情報に形状を与え、まとまりをつける、という働きを脳内で実行する。
文章を書くことは思考をまとめるプロセスを経るので思想形成に役立つ。これからも下手なりにどんどん文章を書いて文章力を向上したい。さらに思想を形成し、自分の頭の中だけに留めずに他人に発信していきたい。
仕事文の条件
よく、教育の現場で、質問を受ける。「文は人なりという、人それぞれ特徴のある文章で何が悪いんですか」
それには、こう答える。「あなたが書く文章は、文学・文芸ではない。仕事用の文章である。仕事文はあなた自身のために書くものではない。数多くの、しかも不特定多数の方々に情報を伝えるという目的を第一義にしている」これが仕事文である。
したがって、仕事文の条件は、
正確性
品位
わかりやすさ
読みやすさ
説得力
に尽きる。
自分が書く文章には足りない物だらけである。ただ勇気を持って下手なりに文章を書かなければ文章の上達はありえない。日々精進である。
参考
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